Q. 海道システムのような小型水槽で飼える魚は何がいますか?
A.
海道システムのような50L以下の小型水槽で飼育できる魚を、以下で紹介しています。
どうぞ、ご参照ください!
★これに関係する↓
“海道システム(小型水槽)向きの仲間たち” は、こちらから★
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Q.海道システム1水槽あたり、ずばり何匹の魚が飼えますか?
A.
私達のウミキノコ主体の試験水槽では、
ハタタテハゼや養殖カクレクマノミ程度の大きさ(魚体重2-3g)の魚たちを、少しずつ増やし、
水槽設置10ヶ月後に、10匹程度(合計で20〜30g)は入れています。
魚たちと一緒に、彼らの排泄物を吸収する好日性サンゴや海藻を飼うことで、
硝酸やリン酸のたまらないバランスの取れた環境が完成します。
こうなると、換水間隔を長くでき、コケの発生が少ない環境を維持できるのです。
硝酸に弱いハードコーラルを主に飼育する場合では、魚はもう少し少なめが良いかと思います。
もちろん、試験では、もっとたくさんの魚を入れることもできましたが、
コケが増え、換水を頻繁に行う必要がありました。
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“まず初めに入れられる仲間たち” “海道システム(小型水槽)での混泳について”は、こちらから★
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Q.海道システムの換水は、どの程度の頻度で行っていますか?
A.
水槽設置直後は、1〜2週間に1回、
水質が安定してからは、2週間〜1月に1回、
どちらも、バケツ一杯ずつ(13L)の換水を行っています。
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Q.1ヶ月の電気代は、どれくらいかかりますか?
A.
弊社の実験水槽での例をあげますと、
44.5円/日 → 1380円/月 となりました。
…室温27℃、クーラー使用(GXC-100)、ヴォルテス白球1灯(12時間照明)の場合
照明種類や、室温などの条件によって、電気料金は変わりますが、
だいたいの目安とお考えいただければ、と思います。
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Q.生物ろ材は、使った方が良いですか?
A.
ミドリイシの飼育などで硝酸の蓄積を抑えたい場合ではない限り、
生物ろ材(ガラスリング)は使用した方が、水質浄化能力は上がります。
生物ろ材を使うと、バクテリア(=細菌)の生物分解によって硝酸やリン酸が出てきますが、
好日性のサンゴや、海藻、細かいアラゴナイト底砂を厚めに敷くことで、これを軽減できます。
特に、小型水槽では、
少しでも水質浄化能力を上げたいので、 生物ろ材も一緒にご使用ください。
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“ろ過の役割”は、こちらから★
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Q.底砂は、入れた方が良いですか?
A.
アラゴナイト系の底砂を入れた方が、良いと思います。
私達の試験水槽では、底砂を敷いた方が、
イソギンチャクやサンゴの長期飼育は成功することが多かったです。
よってアラゴナイト系の底砂をお勧めしております。
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“底砂の働き”は、こちらから★
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Q.クーラーは、必要ですか?
A.
日本の夏場にサンゴやイソギンチャク、海水魚を飼育するには、クーラーが必須と言えます。
冷却ファン+ルームエアコンでも水温は下がりますが、飼育水の蒸発が激しく、
海道システムのような小型水槽では、
頻繁な足し水による、水質変化が発生しやすいので、お勧めはしておりません。
クーラーは小型のコンプレッサー式のものをお勧めします。
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“おすすめクーラー”は、こちらから★
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Q.少しずつではなく、早く生き物を入れたいのですが?
A.
ライブロックを、よく海水で洗って汚れを落とし、
主に、丈夫な好日性ソフトコーラルを使ってレイアウトを組むと、
即席レイアウトの成功率は、高いです。
魚と違って、好日性サンゴは、アンモニアを排出しません。
よって、プロテインスキマーと活性炭で、有機物を除去し、濁りを抑えることで、
即席レイアウトが成功する可能性は高いのです。
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