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海道システム(小型水槽)向きの仲間たち

★海道システム(小型水槽)向きの仲間たちのことを詳しくご紹介します★

海道システムのような

50ℓ以下の小型水槽で飼育する生き物は、

大きくならず、おとなしく、病気にかかりにくいものを選ぶのが良いでしょう。

 

以下が、おすすめな生き物一覧です。

 

@養殖ものの小型タイプのクマノミ類

  小さい養殖ものは、丈夫で飼いやすいです。

  普通のクマノミやハマクマノミは、20cm近くまで成長しますので、

  小型水槽には、下記の小型種がお勧めです。

  ・カクレクマノミ     ・ブラックオセラリス

  ・ハナビラクマノミ     ・モルジブアネモネフィッシュ

  ・ペルクラクラウン

  カクレクマノミ

 

A遊泳型のハゼ

  同種間では、ペア以外はケンカする場合がありますが、

  他の魚に対しては、温和で、病気にも強く餌付きやすいため、水槽向きの魚です。

  飛び跳ね事故で亡くなる例が多いので、水槽フタをしっかりしておきましょう。

  ・ハタタテハゼ     ・パープルファイヤーゴビー(シコンハタタテハゼ)

  ・アケボノハゼ     ・クロユリハゼ

   クロユリハゼ

 

Bテッポウエビ共生ハゼ

  おとなしい種類が多く、丈夫で飼いやすく、テッポウエビとの共生も楽しめます。

  痩せていない個体を選びましょう。

  ・クビアカハゼ     ・ハタタテネジリンボウ

  ・ヤマブキハゼ     ・ニチリンダテハゼ

  ・ドラクラゴビー     ・ギンガハゼ

  ・ヤノダテハゼ など

   ヤノダテハゼ

 

C超小型のハゼ

  体長2〜3cmほどの小さい魚たちなので、多めの数を飼育できます。

  小さいですが、艶やかな美魚揃いです!

  水質にやや敏感な面があるので、

  水槽稼動後、最低3ヶ月は経過してから導入しましょう。

  小さいために、小型の魚でも食べられてしまう可能性があるので、

  混泳魚は、同じ小型ハゼ同士か、

  おとなしいマンダリンなどが良いでしょう。

  砕いた乾燥餌を流してあげると、たいてい餌付きます。

  ・オヨギイソハゼ    ・アオギハゼ

  ・レッドヘッドゴビー   ・スケロクウミタケハゼ

  ・ネオンゴビー      ・ネオンピグミーゴビー

  ・キイロサンゴハゼ   ・タイニーダートゴビー

  ・レッドバンデッドゴビー ・チゴベニハゼなどのベニハゼ系

キイロサンゴハゼ  

   アオギハゼレッドバンデッドゴビー

 

        

 D超小型のヤッコ

   超小型のヤッコは、例外的に小型水槽での飼育が可能です。

   ただし、海道システム程度の水量の場合は、

   主役魚として 1匹に抑えておきましょう。

   やや白点病にかかりやすく、亜硝酸にも弱いので、

   水槽稼動後、最低3ヶ月は経過してから導入しましょう。

   水質が安定すれば丈夫な魚です。

   人工餌にも餌付きやすいです。

   ・チェルブピグミーエンゼル  ・アフリカンピグミーエンゼル

   ・チャイロヤッコ        ・フィッシャーズピグミーエンゼル

   ・カリビアンフレームバックピグミーエンゼル

 

Eプランクトン食の魚…マンダリン、ネズッポ系、小型ヨウジウオ

  マンダリンは、長期飼育が難しい魚として有名ですが、

  私達のサンゴレイアウト水槽では、

  自然に湧いたプランクトンを食べさせることで、1年以上の飼育に成功しています。

  ただし、混泳魚は少なくして、小さいハゼを数匹程度に抑えないと、

  プランクトンが足りなくなります。

  また、半年以上飼育しているマンダリンは、

  水面までやってきて、乾燥餌(メガバイトS)を食べるようになっています。

  同じように、小さいヒバシヨウジも、

  自然に湧いたプランクトンを食べさせることで、

  小型水槽にも関わらず、14ヶ月の飼育に成功しております!

  ・マンダリン         ・コウワンテグリ

  ・ヒバシヨウジウオ       ・レッドスクーターブレニー

  マンダリン 

 

 

F小型の草食性ギンポ

  コケを食べ、愛嬌のある顔なので、人気があります。

  ただし、ギンポ同士は、激しくケンカしますので、1水槽に 1匹が限度です。

  ・ヒトスジギンポ      ・ヤエヤマギンポ

  ・フタイロカエルウオ

   ヤエヤマギンポ  スポットテールブレニー

 

G超小型のハタ

  美しく、飼いやすい種類が多いですが、

  口が大きめなので、より小型の魚やエビとの混泳は避けましょう。

  近似種とはケンカしますので、

  カクレクマノミや遊泳ハゼと混泳させると華やかです。

  スイスガードとキャンディあたりは、かなりの高級種ですが、

  大型サンゴ水槽に入れると、隠れてしまい、ほとんど見ることができませんので、

  むしろ、小型水槽でじっくり観賞というのが良いかもしれませんね。

  水槽を稼動させて、3ヶ月以上経過してから導入しましょう。

  ・ロイヤルグラマ      ・バイカラードティーバック

  ・クレナイニセスズメ    ・スイスガードバスレット

  ・フレードマニー      ・キャンディバスレット

   ロイヤルグラマ

 

Hジョーフィッシュ

  幽玄な雰囲気と、愛嬌ある動きで、小型水槽の華と言えるほどの存在感を示します。

  肌が、やや弱く、細菌性の病気が出やすいので、

  必ず、水槽稼動後、3ヶ月〜半年経過してから、導入しましょう。

  上手に穴を掘るので、  

  やや荒めのアラゴナイト系底砂を敷いた環境で飼育することが必要です。

  飛び出し事故がとても多いので、水槽フタを隙間なく載せておきましょう。

  ・イエローヘッドジョーフィッシュ

  ・パーリージョーフィッシュ

  ・ブルースポットジョーフィッシュ

 

I小型のエビ類

  エビは、美しく種類が多く、小型水槽向きですね。

  飼育のコツは、

  水あわせに 1時間程度の時間をかけることと、 

  微量元素とヨウ素欠乏による脱皮不全を避けるために、

  カリブシー・パープルアップをこまめに添加することでしょう。

  また、小さいエビは、超小型ハタには食べられる可能性も高いので、

  混泳は避けましょう。

  ・ホワイトソックス        ・スカンクシュリンプ

  ・オトヒメエビ           ・アオムネオトヒメエビ

  ・ゴールデンボクサーシュリンプ

  ・イソギンチャクモエビ   ・イソギンチャクカクレエビ各種

  ・フシウデサンゴモエビ     ・キャメルシュリンプ

 

Jスズメダイ

  ・デバスズメ       ・スプリンガーズデムワーゼル

  

 

 

 

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