殺菌灯を使って、オレンジフィンカイザープレコが好む水質に
安定した人気があるオレンジフィンカイザープレコ。
オレンジフィンカイザープレコは、24、5年前に紹介された魚ですが、今でも人気を保っているプレコです。
プレコは、ぱっと見、あまり動きがない…だから飼ってもおもしろくない…と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。状態良く飼育すれば、少しずつ大きくなり、10cm程度までの幼魚のうちは、どんどん色が綺麗になり、見ごたえのある魚に仕上がります。その過程を楽しむことは、オレンジフィンカイザープレコを飼育する醍醐味だと感じています。さらに、プレコは飼育環境に慣れてくると、岩陰からチョロチョロ出たり入ったり、動き回ったりするようになります。そうなってくると、水槽を見ている時間がとても楽しくなってきます。
しかし、オレンジフィンカイザープレコは、特に飼育しやすい魚とは言えません。病気になりやすかったり、なぜか動きが鈍く、水槽の隅に隠れてばかり…ということも多々あります。
そこで私たちは、殺菌灯を使った水槽で、オレンジフィンカイザープレコの飼育を始めました。殺菌灯による効果は、病気の原因となる細菌などを減らすだけではありません。オレンジフィンカイザーをはじめとした、清流域に棲息しているプレコたちが好むような、綺麗な水をつくる助けをします。また、殺菌灯の使用以外にも、いくつかポイントを抑えていくと、プレコたちの食欲があがっていき、驚くほど元気な姿を見せてくれるようになりました。 オレンジフィンカイザープレコだけなく、数種類のプレコが元気に泳ぐ、見ていて飽きない楽しい水槽 をここで紹介いたします。
オレンジフィンカイザープレコなど5種類のプレコを飼育する水槽を立ち上げたときからの記録です。
最初はプレコたちがなかなか出てきてくれなくて苦労しましたが、今ではとても元気に動き回っています。そこに至るまでの記録を、ポイントと共に書き綴りました。
殺菌灯の使用、水温、水流など… 飼育しながら「これは良い」と感じたことを、ポイントとして詳しく紹介しています。